固定ページと投稿の違い|WordPressの2つのページ

ノートパソコンが置かれたデスク
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固定ページと投稿の違い|WordPressの2つのページ

2つのページ、
使い分ける。

PAGE vs POST

「固定ページと投稿、何が違うの?」と迷っていませんか。

会社概要は固定ページ、記事は投稿。使い分けを覚えましょう。

「WordPressで新しいページを作ろうとしたら、"固定ページ"と"投稿"のどちらで作るか聞かれた。どっち?」——この記事は、WordPressの基本をひととおり見た方の仕上げの1本です。読み終わる頃には、どんなページでも1問で判断でき、あとから直す手間を先に防げるようになります。

先に結論から。使い分けの基準は1つだけ。これから数が増えていくなら「投稿」、増えないなら「固定ページ」です。会社概要は固定ページ、お知らせは投稿。この1問で、ほとんどの迷いは終わります。

お店の「メニュー表」と「日替わりの黒板」

喫茶店に入ると、壁にメニュー表が貼ってあります。値段も営業時間も書かれていて、いつも同じ場所にある。中身が変わることはあっても、枚数が増えることはありません。一方、入口には日替わりの黒板があります。今日のおすすめが書かれ、明日には新しい内容に書き換わり、過去の分は下に積み上がっていく。

お店にある2つの掲示物、それが2つの入れ物です壁に貼ったメニュー表ランチセット980円コーヒー450円営業時間・定休日お店へのアクセスいつも同じ場所にあり、増えない= 固定ページ本日のおすすめ7/31 新メニューはじめました7/24 夏の営業時間のお知らせ7/17 新しいスタッフが入りました↓ 古いものは下へ新しい順に積み上がる= 投稿
同じお店の中に、性格の違う2つの掲示物があります。

WordPressの固定ページがメニュー表、投稿が黒板です。まったく違う役割なのに、どちらも「ページ」と呼ばれるので混乱しやすい。でも、この2つを思い浮かべれば迷いません。

具体的に、何がどう違うのか

固定ページ投稿
向いている内容会社概要・アクセス・料金お知らせ・ブログ・実績紹介
数の増え方ほとんど増えない書くたびに増え続ける
並び方自分で決めた場所に置く新しい順に自動で並ぶ
カテゴリで分けられるか分けられないカテゴリやタグで分類できる
メニューへの載せ方1ページずつ載せる一覧をまとめて1つ載せる

大きな違いは、下の2つです。投稿は書けば自動で一覧に並ぶので、書く人はメニューを触る必要がありません。固定ページにはこの自動の仕組みがないため、増やすたびに人の手でリンクを足すことになります。

迷ったときの判断は、たった1問

迷ったときの判断は、たった1問作りたいページこれから、数が増えていく?いいえはい固定ページ会社概要・料金・アクセス投稿お知らせ・ブログ・実績
「これから数が増えていく?」——答えは、これだけで出ます。

「よくある質問」はどちらでしょうか。項目が増えていくなら投稿、1ページにまとめて置くなら固定ページ。「導入事例」なら、これから増やしていくはずなので投稿です。いま何ページあるかではなく、1年後に増えているかどうかで考えるのがコツです。

もう1つ、判断に迷わせる要素があります。それは「1ページだけだから固定ページでいいだろう」という考え方です。採用の募集要項がまさにそれで、最初は1職種でも、翌年には3職種に増えることがよくあります。増える可能性が少しでもあるなら、最初から投稿にしておくほうが安全です。

1年たつと、差がはっきり出る

1年たつと、差がはっきり出る固定ページ会社概要・アクセス・料金の3ページのまま(中身だけ直す)投稿1月7月12月投稿は書いた分だけ自動で並び、カテゴリで分けられる最初に分けておくほど、あとの手間が減ります
固定ページは同じ数のまま、投稿だけが積み上がっていきます。

公開した直後は、どちらで作っても見た目はほとんど変わりません。差が出るのは半年後、1年後です。投稿で作っていれば、書けば並び、カテゴリで分けられ、古い記事も日付でたどれます。固定ページで作っていると、同じことをするのに毎回手作業が発生します。

CCの制作現場で、実際にあった話

私たちCCコミュニケーションズが他社から引き継いだサイトで、お知らせがすべて固定ページで作られていたことがありました。新着一覧に自動で並ばないため、担当の方は1本書くたびにトップページのリンクを手で足していました。3年分で100ページ以上。「更新が面倒で、だんだん書かなくなった」とおっしゃっていたのが印象に残っています。

私たちは全部を投稿へ移し替えました。それ以降は、書けば自動で一覧の先頭に並びます。この経験から、私たちは制作前の打ち合わせで必ず「どのページを固定ページにして、どれを投稿にするか」を依頼主と一緒に決めて紙に残します。最初の30分の相談が、あとの3年の手間を減らします。

変わらないもの増えていくもの
入り口で仕分けておくだけで、あとがずっと楽になります。

分ける理由は、探す人が迷わないため

この使い分けは、作り手の管理の都合の話ではありません。探しに来た人が迷わないための分け方です。営業時間を知りたい人は、いつも同じ場所にあるページにたどり着きたい。最近の様子を知りたい人は、新しい順に並んだ一覧を上から読みたい。2種類の入れ物があるのは、この2種類の探し方に応えるためです。整理の手間は、その先にいる人の時間を短くするために使います。

今日からできる、たった1つのこと

今日からできる、たった1つのこと

よく見る企業サイトを1つ開いて、「ずっと変わらないページ」と「増えていくページ」を1つずつ見つけ、紙に2行書く。

「会社概要=変わらない」「お知らせ=増えていく」——書けたら、そのサイトの作り手も同じ判断をしたということです。3サイトで試すと、業種が違っても分け方の型は同じだと分かります。この目が育つと、自分がページを作る側になったとき、最初の1問で迷わなくなります。

まとめ

固定ページはお店のメニュー表、投稿は日替わりの黒板。判断は「これから数が増えていくか」の1問だけです。投稿なら書くだけで自動的に並び、カテゴリで分けられます。最初に分けておくかどうかで、1年後の手間が大きく変わります。ここまでで、WordPressの基本の4本は完了です。私たちCCコミュニケーションズは、こうした判断を依頼主と一緒に決めるところから、未経験でも実務で学べる環境で仲間を探しています。