社員エンゲージメントとは?「働きがい」を高める

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社員エンゲージメントとは?「働きがい」を高める

働きがいが、
力になる。

ENGAGEMENT

「給料や休みは足りているのに、活気がない…」と感じていませんか。

カギは社員エンゲージメント。愛着と前向きさが、組織を強くします。

最近、会社の話でよく出てくる「エンゲージメント」という言葉。「働きがい」と訳されることもありますが、いまいちつかみにくい言葉です。「社員満足度と何が違うの?」と思う人も多いはずです。

先に結論から。社員エンゲージメントとは、「社員が“この会社で力を尽くしたい”と思える、会社への前向きなつながりの強さ」のこと。ただ満足しているのとは違い、自ら貢献したいと思う気持ちを指します。くわしく見ていきましょう。

エンゲージメントとは?会社と社員の「つながりの強さ」

エンゲージメントとは、もともと「約束」や「つながり」を意味する言葉。会社の文脈では、社員が会社や仕事に対して感じている“愛着”や“貢献したい気持ち”を指します。「この会社が好きだ」「この仕事に意味を感じる」「もっと良くしたい」——そう思える状態が、エンゲージメントが高い状態です。

エンゲージメントが高い会社では、社員が言われたことをこなすだけでなく、自分から工夫し、改善し、力を尽くします。逆に低いと、「給料の分だけ働く」「言われたことだけやる」という状態に。同じ人でも、エンゲージメントしだいで、発揮する力はまるで変わるのです。

たとえば、自転車のタイヤで考えてみてください。空気が抜けていると、どれだけ強くこいでも進みません。満足度は「サドルが柔らかいか」、エンゲージメントは「タイヤに空気が入っているか」。座り心地がよくても空気が抜けていれば前に進まず、空気さえ入っていれば軽い力でぐんと進む。同じ人で差が出るのは、ここです。

満足度とは何が違う?

満足度とエンゲージメントの違い満足度居心地がいい受け身でもOK「楽で助かる」でも成果は別エンゲージメント貢献したい自ら動く「良くしたい」成果につながる

似ているようで、大きく違います。満足度は「居心地がいいか」。給料がいい、休みが取りやすい、人間関係が楽——といった“心地よさ”です。でも、満足しているだけでは、受け身でもかまわない。「楽で助かる」で終わることもあります。

一方エンゲージメントは「貢献したいか」。会社や仕事に前向きな気持ちを持ち、自ら動こうとする状態です。満足度が「与えられる心地よさ」なら、エンゲージメントは「自ら関わる意欲」。だから、エンゲージメントのほうが、成果に直結すると言われるのです。

満足度と、エンゲージメント満足度=居心地がいいか給料休み人間関係社員エンゲージメント=貢献したいか社員工夫する改善する助け合う受け取るだけの状態と、自分から動く状態のちがいです
矢印が、内向きか外向きか。

なぜエンゲージメントが注目されるのか

いま多くの会社がエンゲージメントを重視するのは、「人が定着し、力を発揮するかどうか」に直結するからです。エンゲージメントが高い社員は、辞めにくく、成果も出し、周りにも良い影響を与えます。反対に低いと、離職が増え、活気も失われます。

採用が難しくなり、人材の確保が課題になっている今、「今いる社員に、いきいき働き続けてもらう」ことの価値が高まっています。だからエンゲージメントを測り、高める取り組みが、組織づくりの中心テーマになっているのです。

そして、エンゲージメントがいちばん分かりやすく表れる場所がお客様との接点です。会社に前向きな気持ちを持っている人は、聞かれていないことまで調べて答え、次に困りそうなことを先に伝えます。3つ目の要素「意味を感じる」の中身も、その多くは“お客様に喜ばれた”という手ごたえです。私たちが働きがいを設計するのは、その手ごたえを一人でも多くの仲間に持ってもらうためです。

エンゲージメントを高める3つの要素

では、どうすればエンゲージメントは高まるのか。大きく3つの要素があると言われます。

  • 成長できる:「ここで自分は成長している」という実感。人は、伸びを感じられる場所に留まりたいと思います。
  • つながりがある:仲間や上司との信頼関係。「一人じゃない」「認められている」と感じられること。
  • 意味を感じる:「自分の仕事が、誰かの役に立っている」という手ごたえ。仕事の意味は、大きな原動力になります。

この3つ——成長・つながり・意味——が満たされると、人は「この会社で力を尽くしたい」と思えます。組織づくりや育成、日々の対話は、すべてここにつながっています(働きやすい職場のつくり方)。

意味がわかるこの仕事は誰のためか伸びている先月できなかったこと見てもらえる名前で呼ばれる
この3つがそろうと、人は自分から動きます。

給料だけでは上がらない

「給料を上げれば、やる気も上がるのでは?」と思うかもしれません。もちろん、給料は大切です。でも、給料だけではエンゲージメントは長続きしません。上がった瞬間はうれしくても、すぐ“当たり前”になってしまうからです。

本当に人を動かすのは、「成長できる」「認められる」「意味がある」という実感。お金では買えない、こうした手ごたえこそが、長く走り続けるための原動力になります。だから組織づくりは、待遇だけでなく、“働きがい”そのものを設計するのです。

給料だけだと、ここで止まる給料だけ(ここで平ら)+成長・つながり・意味働きがい待遇の良さ →最初はしっかり効きます
給料は効きますが、途中で止まります。

今日からできる、たった1つのこと

今日からできる、たった1つ

自分が「力を出せた場所」を3つ書き出す

エンゲージメントを理解するには、自分が「ここでは力を出せた」と感じた場所(部活・バイト・サークル)を紙に3つ書き出すのがおすすめです。そして、それぞれの横に「なぜ、あの場所では最後まで続けられたのか」を一行ずつ書き足します。

きっと「成長できた」「仲間がいた」「意味を感じた」のどれかがあったはず。逆に「続かなかった場所」も同じように書き出すと、何が足りなかったかが見えます。自分の“やる気の源”を知ることは、働く場所を選ぶときにも、人を育てるときにも役立ちます。

まとめ

社員エンゲージメントとは、社員が「この会社で力を尽くしたい」と思える、前向きなつながりの強さです。ただ満足している状態とは違い、自ら貢献しようとする気持ち。高めるカギは、成長・つながり・意味の3つ。給料だけでは上がりません。働きがいそのものを設計することが、強い組織をつくります。

私たちCCコミュニケーションズは、一人ひとりが「働きがい」を感じられる組織を目指しています。まずは、私たちの仕事をのぞいてみてください。