経理・総務・人事の違いをやさしく解説

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経理・総務・人事の違いをやさしく解説

お金・環境・
人を支える。

ACCOUNTING / GA / HR

「経理・総務・人事、何が違うの?」と迷ったことはありませんか。

それぞれ“支える対象”が違います。3つの違いをやさしく整理します。

「経理・総務・人事、どれもバックオフィスと聞くけど、何が違うのか分からない」

この記事では、経理・総務・人事の違いを、具体的な仕事内容とあわせて説明します。

先に結論から。3つは“支える対象”が違います。経理は「お金」、総務は「会社全体の環境」、人事は「人」を担当します。

家の暮らしにたとえると、すっと入ってくると思います。家計簿をつけて、公共料金を期日までに払うのが経理。洗剤や電球を切らさないように買い足して、こわれた蛇口を直してもらうのが総務。子どもの進路を一緒に考えたり、家族の体調を気づかったりするのが人事です。どれが抜けても暮らしは回りません。会社も同じで、3つは上下ではなく役割の違いです。そして家計簿も、買い物も、進路の相談も、目的は数字や物をそろえること自体ではなく、そこで暮らす人が安心して過ごせることでした。経理・総務・人事もまったく同じで、数字や書類の先には必ずお客様とスタッフがいます。

経理も総務も人事も、根っこは同じ|「顧客思考」

担当する対象は違っても、3つに共通する土台があります。それは「すべてはお客様とスタッフのため」という顧客思考です。経理が数字を1円まで合わせるのも、総務が働く環境を整えるのも、人事が人を支えるのも——たどり着く先は同じ。お客様に信頼される会社をつくり、スタッフが気持ちよく働けるようにするためです。

だから、この3つで出てくる「正確さ」も、目的ではなくその"ため"を叶えるための手段です。数字を合わせること自体がゴールではなく、その先にいる人の安心がゴール。そう考えられる人が、どの領域でも信頼される事務になります。

さらに、事務の仕事は経理・総務・人事だけではありません。この記事では、それぞれの具体的な仕事内容と求められるスキル、そしてほかの事務職種まで紹介します。

3つの違いを一目で

担当主な仕事
経理お金記帳・支払い・請求・決算
総務会社全体備品・契約・社内行事・環境整備
人事採用・給与計算・労務・育成

経理|お金の流れを管理する

会社に入るお金・出ていくお金を、正確に記録して管理する仕事です。日々の記帳から月末の締め、年に一度の決算まで、「会社のお金の流れ」を数字で見える化します。

  • 日々の記帳・伝票処理
  • 経費精算のチェック
  • 請求書の発行と入金の確認
  • 支払い・振込などの出金業務
  • 月次・年次決算、税理士や会計士との連携

求められるスキル:何よりも正確さ。1円のズレも見逃さない集中力と、期日を必ず守る段取り力が土台です。ExcelなどのPC操作、簿記(日商3級〜)の知識があるとさらに活躍できます。数字が得意でなくても、コツコツ確認できる人なら大丈夫。

こんな人に向いている:「きちんと合っていると気持ちいい」と感じる、几帳面でコツコツ型の人。

総務|会社の「なんでも屋」

備品、契約、社内行事、オフィス環境——他の部署が困ったときの受け皿になる仕事です。「これは誰の担当?」という隙間を全部拾うので、仕事の幅がとても広いのが特徴です。

  • 備品・消耗品の管理と発注
  • 契約書や各種手続き、文書の管理
  • オフィス環境・設備の整備
  • 社内行事や会議の運営
  • 電話・来客対応など会社の窓口

求められるスキル:幅広い仕事を同時に回す段取り力とマルチタスク。相手の困りごとを先読みする気配り。そして社内外とやり取りするコミュニケーション力

こんな人に向いている:「ありがとう」と言われるのが好きで、人の役に立つことにやりがいを感じる人。

人事|「人」に関することすべて

採用、給与、勤怠、評価、育成——「人」に関することすべてを担う仕事です。会社にとっていちばん大切な"人"を支えるので、責任も、やりがいも大きい領域です。

  • 採用(求人・面接・内定者フォロー)
  • 給与計算や社会保険の手続き
  • 勤怠の管理
  • 人事評価制度の運用
  • 教育・研修の企画と運営

求められるスキル:個人情報を正しく扱う正確さと守秘意識。人と信頼関係を築くコミュニケーション力。制度やルールを理解して運用する力。

こんな人に向いている:人の成長や変化に立ち会えることに、喜びを感じられる人。

経理・総務・人事に共通して求められるスキル

担当は違っても、事務・バックオフィスの仕事には共通して求められるスキルがあります。次の4つは、どの領域に進んでも必ず活きます。

事務に共通して求められる4つの力 正確さ・ていねいさ小さなミスが会社の信用に直結する 段取り・優先順位複数の仕事を期日どおりに回す コミュニケーション社内外の確認・調整をなめらかに PCPC・ツール活用Excel・Word、いまは生成AIも
担当が違っても、この4つはどこでも活きる。
  • 正確さ・ていねいさ:小さなミスが会社の信用に直結するからこそ、いちばん大事な力。
  • 段取り・優先順位づけ:複数の仕事を、期日どおりに落ち着いて回す。
  • コミュニケーション力:社内外との確認・調整をなめらかにする。
  • PC・ツール活用:Excel・Wordはもちろん、いまは生成AIも使いこなせると強い。

特別な資格がなくても、これらは働きながら伸ばせるスキルです。簿記・MOS・社会保険関連などの資格は、あれば+αの武器になります。

ほかにもいろいろ|事務・バックオフィスの職種

「事務」と一口に言っても、種類はさまざま。経理・総務・人事のほかにも、こんな職種があります。自分の得意や興味に近い入口が、きっと見つかります。

「事務」といっても、その入口はいろいろ。
職種主な仕事
一般事務データ入力・書類作成・電話対応など、部署を幅広くサポート
営業事務見積・受発注・資料作成で、営業チームを後方から支える
経理事務入力・伝票を中心に、経理をサポートする
労務給与・社会保険・勤怠など、働く環境のルールを守る
法務契約書のチェックやトラブルの予防
情シスPC・システム・セキュリティなど、ITの土台を整える
受付・秘書来客対応やスケジュール管理で、会社の顔になる
データ入力正確な入力・処理で、現場の業務を回す

もっと詳しく|営業事務の仕事内容

CCのように営業の多い会社では、営業事務が大きな戦力です。営業担当が「売ること」に集中できるよう、受注から納品、請求までの事務手続きを引き受け、チームの成果を後方から動かすのが役割です。

具体的な仕事:

  • 見積書・注文書・請求書などの書類作成
  • 受発注データの入力・管理
  • 納期の調整と、社内外との連絡
  • 顧客からの電話・メール対応
  • 営業資料・提案書づくりのサポート
  • 売上・実績データの集計、顧客リストの管理
営業事務が支える、仕事の流れ 1見積・提案の準備営業が持っていく資料をつくる 2受発注データの入力注文を正確に登録する 3手配・納期調整社内外に連絡して段取りする 4納品・フォローお客様に届くまで見守る 5請求・実績管理数字をまとめて次につなげる
受注から請求まで。営業事務がこの流れ全体を裏で回す。

求められるスキル:正確なPC操作(Excel・Word、社内システムへの入力)。複数の案件を同時に回す段取り力。営業・顧客・他部署の間に立つコミュニケーション力。そして、営業が動きやすいように先回りする気配りです。

こんな人に向いている:「縁の下で支える」ことにやりがいを感じられる人。人と話すのも、コツコツした事務作業も、どちらもこなせるバランス型の人にぴったりです。

私たちCCコミュニケーションズでも、営業を支える営業事務や、拠点を支える一般事務など、さまざまな“支える仕事”があります。

今日からできる、たった1つのこと

今日からできる、たった1つ

経理・総務・人事の求人を、求人サイトで1件ずつ実際に読んでみる。同じ「事務」でも、任される仕事がかなり違うと分かります。読むうちに、自分がどの“支え方”にひかれるかが見えてきます。

まとめ

経理は「お金」、総務は「会社全体」、人事は「人」。担当は違っても、その先のお客様とスタッフを支える、という役割は同じです。経理・総務・人事のほかにも、営業事務・一般事務・労務・情シスなど、事務の入口はたくさんあります。自分が“何を支えたいか”で選んでみてください。

私たちCCコミュニケーションズは、こうした支える仕事を一緒に楽しめる仲間を探しています。