携帯販売はきつい?よく言われる5つの不安に答えます

携帯販売はきつい?よく言われる5つの不安に答えます
きついと言われる
理由を、正直に。
IS IT REALLY TOUGH?
「携帯販売 きつい」で検索してしまった
「続けられるか不安」
検索すると不安な言葉が並びます。実際のところどうなのか、5つの不安について、良い面だけを並べずに書きました。
この記事は、携帯販売に興味はあるけれど「きついらしい」という言葉が引っかかって応募を止めている、接客も販売も未経験の方に向けた入門編です。読み終わる頃には、5つの不安のうち自分にとって本当に問題になるのはどれかを1つに特定でき、それを面接で確かめるための質問文まで手元にある状態になります。
先に立場をお伝えします。私たちは「大丈夫です、楽しいですよ」とは書きません。合わない方に入っていただくと、その方も、その方が担当するお客様も困るからです。良い面だけを並べずに、事実のまま5つ書きます。
「きつい」は、まとめて運ぼうとしている段ボールです
引っ越しを思い出してください。「引っ越しは大変」と一言で言いますが、中身を出すと、荷造り・当日の運搬・住所変更の手続きに分かれます。人によって重いのは全部ではなく、荷造りだけだったり、手続きだけだったりします。分けたとたん、対策も打てるようになります。「携帯販売はきつい」も同じで、1個の重い箱に見えているうちは、持ち上げるか置いていくかしか選べません。
① 覚えることが多い——事実です。ただし順番があります
料金プラン、端末、手続きの型、守るべきルール。しかも数か月に一度、内容が変わります。ここは事実なので、少ないとは書きません。ただ、全部を一度に覚える必要はなく、実務で出てくる順に身についていきます。最初の1週間で必要なのは、あいさつと受付票の書き方だけです。私たちの場合、一人で接客できるようになるまでの目安は1〜3カ月です。
② 数字のプレッシャー——面接でこの3つを聞いてください
目標の決め方や扱い方は、会社によって大きく違います。ここは求人票では分かりません。だから面接で確かめます。
私たちが営業の評価で見ているのは、売った数だけではありません。もう一度その方が来てくださったか、お客様が満足されたか、店の仲間からどう見られているか。強く押せば1か月の数字は上がりますが、翌月に誰も戻ってこない店になります。それは会社にとっても損なので、数字だけでは評価しません。この3つの質問に、はっきり答えない会社があれば、そこはやめておいたほうがいいというのが私たちの考えです。
③ クレーム対応——一人で受ける決まりの店はありません
料金と通信は生活に直結するので、強い言葉を受けることはあります。ただし、あなたが一人で判断する場面はつくりません。どの職場にも、分からないことは「確認いたします」と伝えて上長に上げる手順があります。新人が一人で答えを出して失敗したとき、私たちが見るのは「誰が悪かったか」ではなく「なぜ一人で答えを出す形になっていたか」のほうです。
④ 立ち仕事と土日出勤——ここは慣れの話ではありません
店頭に立つ仕事なので、立っている時間は長くなります。土日は来店が多いため出勤になるのが一般的です。ここだけは、時間が解決してくれません。生活のリズムが合うかどうかの話です。平日の空いている時間に用事を済ませたい方には合い、家族と休みを合わせたい方には負担になります。
⑤ この先も続く仕事なのか
オンラインで手続きが終わる場面は増えています。一方で、オンラインで終えられる方はそもそも店に来ません。店に来られるのは、決めきれない方、不安な方、聞きたい方です。仕事の中身が「売る」から「相談に乗る」へ移っていく、と見るのが実際に近いです。
慣れで消えるものと、相性の問題を分けます
左側は、時間が解決します。右側は、入る前に自分で確かめておくことです。5つの不安のうち、あなたにとって右側に入るものが1つもなければ、残りは慣れの問題だけです。
向いている方・慎重に考えたい方
| こんな方には合います | こんな方は慎重に |
|---|---|
| 初対面の人と話すことに抵抗がない | 土日祝に休みを取りたい |
| 平日の空いた時間を使いたい | 一人で黙々と作業していたい |
| 覚え直しが続いても平気 | 決まったことだけを繰り返したい |
どちらが良い悪いではありません。合う環境を選んだほうが、あなたにとってもお客様にとっても良い結果になります。
きつさの正体は、生活に直結しているからです
この仕事が軽くない理由は、扱っているものがお客様の生活そのものだからです。連絡が取れない、料金が想像と違う、写真が消えた。どれもその方の毎日に直接ぶつかります。だから強い言葉も出ますし、同じ理由で、うまくいったときは「助かりました」が直接返ってきます。80歳の方が息子さんに電話をかけられるようになって帰られる日があります。重さと手応えは同じ場所から来ています。私たちがこの仕事を面白いと思っているのは、そこです。
今日からできる、たった1つのこと
5つの不安に1〜5点をつけ、いちばん高い1つを面接の質問文にする
紙かスマホのメモに、①覚えることが多い ②数字の目標 ③クレーム対応 ④立ち仕事・土日出勤 ⑤この先も続く仕事か、の5つを縦に書いてください。それぞれに、自分がどれくらい引っかかるかを1〜5点で書きます。いちばん点数が高かった1つだけを選び、その下に「面接でそのまま読める質問文」を1行つくります。たとえば④なら「土日はひと月に何回出勤になりますか」。この1行があるだけで、面接が確認の場に変わります。
まとめ
「きつい」を5つに分けると、時間が解決するものと、相性で決まるものに分かれます。前者は慣れます。後者は入る前に確かめてください。私たちは、合わない方を口説くことはしません。確かめたうえで選んでいただいた方のほうが、長く働き、お客様にも良い時間を返してくださるからです。

