何のために働くのか――人生のテーマを言葉にする

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何のために働くのか――人生のテーマを言葉にする

何のために、
働くのか。

WORK BASICS | CHAPTER 0

スキルや役割を学ぶ前に、一度だけ立ち止まって考えてほしいことがあります。

あなたは、何のために働きますか。まずは自分の“軸”を、一つ言葉にします。

第0章読むだけ 約5分/やるなら 約40分

仕事のスキルややり方を学ぶ前に、もっと大事なことがあります。「あなたは何のために働くのか」という、自分の軸です。

この軸のことを、この章では「人生のテーマ」と呼びます。むずかしく考えなくて大丈夫。まずは一つ、言葉にしてみましょう。

わたしの軸
まず、自分の中にある“軸”を一つ、言葉にしてみる。
この記事のゴール

自分の「人生のテーマ(=どんな自分になりたいか)」を一つ、言葉にする。そのうえで、3年後・5年後どうなっていたいかを、自分の言葉で書く。

最初の問い

もしいま、自分の「人生のテーマ」を一つ掲げるとしたら、何が思い浮かびますか。

正解も不正解もありません。まず1〜2分、考えてみてください。

よくある分かれ道

同じ日に入社した二人。Aさんは「何のために働くか」を考えたことがありません。目の前の作業はこなせますが、迷ったとき自分で決められず、指示を待ちます。数年たっても「なんとなく」働いています。

Bさんは入社時に「頼られる人になる」というテーマを一つ決めました。仕事の選び方も、学ぶ順番も、この軸で決められます。迷ったときも「頼られる人ならどうするか」で選べます。

二人の差は、能力ではありません。自分の軸を、一度でも言葉にしたかどうかです。

原理原則

「人生のテーマ」とは、かんたんに言えば「どんな自分になりたいか」「何を大切に生きたいか」です。一つ決めておくと、いいことが3つあります。①いま、何をすればいいかが見える。②迷ったとき、どちらを選ぶか決めやすい。③自分のことを、人に説明できるようになる。

たとえば——「誰かの“できた”を増やす人になる」「まわりを笑顔にする」「どんなときも誠実でいる」。短い言葉で、かまいません。

人生のテーマ=何のために働くかの軸毎日の選択・行動が変わる3年後の自分5年後=なりたい人物像軸から逆算して描く
軸を決めると、毎日の選択が変わり、数年後の自分が変わる。
人生のテーマ好きなこと大切にしたいこと憧れる人避けたい人生とにかく書き出す
浮かばないときは、この5つの入り口のどれかから書き出す。
個人ワーク|自分の軸を言葉にする

ワーク① 人生のテーマを書く

  1. 自分の「人生のテーマ」を一つ、短い言葉で書く(例:「誰かの“できた”を増やす人になる」「圧倒的なギバーになる」)。
  2. その背景にある思いを1〜2行で書く(なぜ、そのテーマなのか)。

浮かばない人は、上の「5つの入り口」から一つ選んで、書き出すところから始めてください。

ワーク② 3年後・5年後、どうなりたいかを書く

  1. そのテーマから逆算して、いまの職場(これから働く場所でも構いません)で3年後・5年後、どんな人になっていたいかを書く。
  2. 「どんな仕事をしていたいか」「誰から、何で頼られていたいか」を、できるだけ具体的に書く。
記入欄
・人生のテーマ:
・その背景にある思い:
・3年後の自分:
・5年後の自分:
・そのために、今日から始める一つの行動:
AIを使った壁打ち

テーマが言葉にならないときは、AIに一問ずつ掘ってもらいましょう。

私は自分の「人生のテーマ(何のために生きるか・どんな人になりたいか)」を一つ、短い言葉にしたいです。まず、私の「好きなこと」「大切にしたい価値観」「憧れる人」を、一度に一つずつ質問してください。最後に、私の答えをもとにテーマの候補を3つ、短い言葉で提案し、その軸を今の仕事でどう活かせそうかも教えてください。

今日の行動宣言

私の人生のテーマは です。だから、3年後は になりたい。そのために、今日から を始めます。

最後の一つは、今日できる具体的な行動にします(例:退勤前に、決めたテーマを手帳かスマホのメモに1行書いて保存する)。

翌日の振り返り

次の日、1人1分で共有します。

  1. 昨日決めた「人生のテーマ」を、今日も覚えているか。
  2. その軸で選んだ場面は、あったか。
  3. 「3年後の自分」に近づく行動を、一つできたか。

最初に見るのは結果ではなく、「軸を持って選べたか」です。

この章のまとめ

  • スキルや役割の前に、「何のために働くか」という軸がある
  • 人生のテーマに正解はない。今日のテーマは、変わってもいい
  • まず一つ言葉にし、3年後・5年後の自分まで逆算する

テーマ・目標に向けて、日ごろの小さな選択から動いていきましょう。数年後のあなたを見るのが楽しみです。次章からは、その軸の上に「仕事の土台」を積み上げていきます。

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WORK BASICSは、CCコミュニケーションズが社内研修で使っている「仕事の土台」を、働くすべての人に公開しているシリーズです。私たちについてエントリー