「売れる人」から「選ばれるプロフェッショナル」へ|外販イベント中級者スタッフの条件

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「売れる人」から「選ばれるプロフェッショナル」へ|外販イベント中級者スタッフの条件

慣れは、
いちばん静かな敵。

NEXT STAGE

「今のやり方で結果が出ている」——その一言から、成長は止まります。

初級者から中級者へ。変わるのは経験の量ではなく、考え方です。

外販イベントの現場に半年、1年と立つと、仕事は手早くこなせるようになります。ところがそこから、伸び続ける人と止まる人にはっきり分かれます。その差は才能ではありません。「進化を止めなかったかどうか」です。この記事では、初級者と中級者の違いと、慣れが引き起こす成長停止について書きます。

最初に結論

中級者に必要なのは、経験を増やすことではなく、考え方を進化させることです。経験は立っているだけで増えますが、進化は自分で選ばないと起きません。

初級者と中級者は、何が違うのか

初級者は、教えてもらったことを正しく実践する人です。中級者は、状況を見て何をするかを自分で選べる人です。「正しくできる」から「正しく選べる」へ。ここが分かれ目です。

初級者中級者教えてもらったことを実践する状況を見て自分で判断する自分の担当している範囲を見る現場全体を見る指示されたことを行う自ら考えて先に動く目の前の1件を追う数字の意味を理解する
初級者と中級者の差は、経験の長さではなく「判断しているかどうか」に出ます。

たとえば、会場が空いている時間帯。初級者は同じ立ち位置で同じ声かけを続けます。中級者は「今日は家族連れが多い」と気づいて立ち位置を変え、声のかけ方を変えます。同じ8時間でも、結果が変わるのはこの判断の差です。

いちばん危ないのは、慣れたとき

経験が増えると、仕事は効率よくできるようになります。ただ、ここに落とし穴があります。慣れによる成長停止です。「今のやり方で結果が出ている」と思った瞬間、人は新しいことを吸収しなくなります。

経験の長さ「今のやり方で結果が出ている」吸収をやめた人吸収し続けた人
成長が止まるのは失敗した日ではなく、うまくいっていると感じた日です。

集客の多い店舗で、私は手を抜いていました

以前、私は比較的集客の多い店舗で稼働していました。少し努力すれば、人より実績を取れる環境です。その成功体験から「今のやり方で大丈夫」という気持ちが生まれ、いつの間にか実績に対して手を抜くようになっていました。

その後、集客の少ない店舗へ移動しました。今までのやり方では通用しませんでした。そして、自分より若く、一生懸命に活動しているスタッフに実績で負けました。その悔しさが、自分を変えるきっかけになりました。

ここから学んだことは1つです。過去の成功は、未来の成功を保証しません。環境が変われば、同じやり方は通用しなくなります。

集客の多い現場に入る少しの工夫で結果が出る「このやり方でいい」と思う新しいことを試さなくなる現場や客層が変わる通用しなくなる
成功体験そのものは悪くありません。危ないのは、そこで吸収をやめることです。

進化を止めないための4つの習慣

やることは難しくありません。次の4つを、現場の中に組み込むだけです。

1新しいことを吸収する月に1つ、やったことのない声のかけ方を試す2結果を出している人から学ぶ実績が上の人の接客を、1日1回は最後まで見る3自分の行動を振り返る帰る前に、うまくいかなかった接客を1件書き出す4やり方を更新する1週間前と変えた点を1つ言えるようにする
4つとも、特別な時間は要りません。今日の現場の中でできることです。
  • 新しいことを吸収する:月に1つ、やったことのない声のかけ方を試す
  • 結果を出している人から学ぶ:実績が上のスタッフの接客を、1日1回は最初から最後まで見る
  • 自分の行動を振り返る:帰る前に、うまくいかなかった接客を1件だけ書き出す
  • やり方を更新する:1週間前の自分と変えた点を、1つ言えるようにしておく
GROWTH / 分かれ道
半年後の差は、
ここから始まる。

同じ現場に立ち、同じ8時間を過ごしても、「前と同じでいい」と「今日は何を変えよう」では、半年後に立っている場所が変わります。変えるのは大きなやり方ではありません。1日に1つ、試すことを決めるだけです。

きのうと同じきょうを変える「前と同じでいい」「今日は何を変えよう」

今日からできる、たった1つのこと

TODAY'S ACTION / 今日の1アクション

今日の現場が終わる前に、実績が自分より上のスタッフの接客を1回、最初から最後まで後ろで見る。

「見て学ぶ」は、時間を取って勉強することではありません。今日の現場の中で1回、自分の接客をやめて、結果を出している人の後ろに立つだけです。見るのは商品説明ではなく、「どのお客様に声をかけたか」と「最初の一言」。この2つは、その人が何を見て判断しているかがそのまま出ます。見終わったら、自分の声かけと違った点を1つメモしてください。明日、その1つだけ真似します。1日1回でも、1か月で20回の学びになります。

まとめ

  • 中級者に必要なのは経験の量ではなく、考え方の進化
  • 「今のやり方で結果が出ている」と感じた日が、成長が止まる日
  • 過去の成功は未来の成功を保証しない。環境が変われば通用しなくなる
  • 吸収する・人から学ぶ・振り返る・更新する。この4つを現場の中で回す