テレアポの受付突破|番号を押す前と、最初の15秒(27のポイント 1〜5)

テレアポの受付突破|番号を押す前と、最初の15秒(27のポイント 1〜5)
受付は、
15秒で決まる。
PREPARATION / FRONT
「受付で切られて、担当者に一度もつながらない」と感じていませんか。
課題解決型テレアポ 27のポイント、1〜5番。
テレアポで最初に立ちはだかるのは、担当者ではなく受付です。ここで切られると、どれだけ良い話を持っていても、そもそも話す相手にたどり着けません。
この記事で扱うのは、課題解決型テレアポ27のポイントのうち1〜5番。番号を押す前の下調べと、受付で取り次いでもらうまでの4つです。全体の地図は基本編にあります。
先に結論から。受付突破は、話し方のテクニックではありません。「調べてから、対等に、短く」。この3つがそろっているかどうかで、取り次いでもらえるかが決まります。
番号を押す前に、勝負は半分ついている
リストを上から順にかけていく人と、1社ずつ調べてからかける人。同じ本数をかけても、取り次いでもらえる数はまるで違います。理由は単純で、受付が知りたいのは「この電話を担当者につなぐ理由があるか」だけだからです。調べていない人は、その理由を言えません。
調べる場所は3つで足ります。会社のサイト、求人票、ニュースやプレスリリース。ここから「今この会社はこういう状況ではないか」「だとすると、こういう問題が起きているのではないか」を1つだけ立てておく。当たっていなくてもかまいません。想定を持って電話をかけること自体が、最初の15秒を変えます。
準備
1番売りに行くのではなく、相談の接点を見つけに行く
番号を押す前に、その会社のサイト・求人票・ニュースリリースに目を通します。そのうえで「今この会社はこういう状況ではないか」「だとすると、こういう問題が起きているのではないか」と、現状と理想のギャップを先に想定しておく。想定を持ってかけた人と、リストを上から順に押しただけの人では、最初の15秒の中身がまったく変わります。
受付との勝負は、15秒
受付に話す時間は、長くて15秒です。その中でやることは4つしかありません。対等に挨拶する、自分が何者かを言う、想定と取り次ぎ先を伝える、基本情報を聞く。順番も中身も決まっているので、事前に声に出して練習しておけます。
いちばんやりがちな失敗が、第一声の「お忙しいところすみません」です。謝って始めると、その電話は「断ってよい電話」として扱われます。売り込みではなく、相手の課題を解決するためにかけている——そう思っているなら、感謝から入るのが自然です。
フロント(受付突破)
2〜5番卑屈にならず、対等な立場で挨拶する
堂々と、自信をもって名乗ります。売り込みの電話ではなく、相手の課題を解決するためにかけている電話だからです。第一声を謝罪から始めると、そのまま「断ってよい相手」として扱われます。
NG「お忙しいところすみません」
OK「お忙しいところ、ありがとうございます」
自己紹介は15秒以内で終える
自分が何者で、誰に対して、どう役に立とうとしているのか。この3つを「What to sell」の型に流し込んで、15秒以内で言い切ります。
What to sell の型「実は我々の方で、(ターゲット)の企業に対して、(自分たちのノウハウ・技術)で、(メリット)を提供しているのですが」
自分の想定と、誰に取り次いでほしいのかをセットで伝える
1番で立てた想定(相手の状況と問題)を短く伝えたうえで、取り次いでほしい部署名、あるいは「どういう業務をしている人か」を指定します。「担当の方」だけでは、受付は判断できません。
言い方の例「御社のHPを拝見して、〜と思ったものですからご連絡しているのですが」
担当者の基本情報を聞く
メールアドレス・正式な部署名・役職を聞きます。今回つないでもらえなくても、この3つが手元にあれば、次はメールから入れます。
5番まで終われば、取り次いでもらえたかどうかにかかわらず、次の一手が残ります。つないでもらえなければメールから入ればいいし、つないでもらえたなら、そのまま6番へ進みます。
今日からできる、たった1つのこと
今日かける前に、1社だけ3分で調べて、「こういう状況では?」を1つ書き出す。
いきなり27個を使う必要はありません。今日は1社だけ、サイトと求人票を3分だけ見て、ノートに一行書いてください。「この会社は今、◯◯という状況ではないか」。それを持って電話をかけると、受付に伝える一言が自然に変わります。書いた想定が外れていてもかまいません。外れたと分かるのも、調べた人だけの収穫です。
まとめ
受付突破でやることは、調べる・対等に名乗る・短く伝える・情報を持ち帰るの4つです。うまい言い回しを覚えるより、番号を押す前に3分調べるほうが、取り次ぎ率は上がります。
次は、取り次いでもらった後の話です。キーマンへの自己紹介と質問対応(6〜12番)へ進んでください。

