テレアポの質問フェーズ|状況を聞き、問題を一緒に見つける(27のポイント 13〜21)

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テレアポの質問フェーズ|状況を聞き、問題を一緒に見つける(27のポイント 13〜21)

課題は、
差で見つける。

QUESTIONING

「何を聞けばいいのか分からないまま、電話が終わる」と感じていませんか。

課題解決型テレアポ 27のポイント、13〜21番。

テレアポで「何を聞けばいいのか分からない」と止まってしまうのは、質問を思いつきで出しているからです。順番と型が決まっていれば、聞くことに迷いません。

この記事で扱うのは、課題解決型テレアポ27のポイントのうち13〜21番。相手の状況を聞き、現状と理想の差=「問題」を一緒に見つけるところまでです。全体の地図は基本編にあります。

課題解決型テレアポ 27のポイント(全5回) 基本勝負は、最初の10秒|27の全体像 1〜5準備と受付突破 6〜12キーマンへの自己紹介と質問対応 13〜21質問フェーズ|状況と課題を聞く(この記事) 22〜27アポ設定|相談のアポを取る

先に結論から。質問フェーズの目的は、課題を言い当てることではありません。相手が自分の口で「困っている」と言える状態をつくることです。そこまで行けば、アポは自然に切れます。

と言いますと?
質問を用意するより、返ってきた答えを掘るほうが先。

まずは、答えやすい質問から

いきなり「どんな課題がありますか」と聞かれても、相手は答えを組み立てられません。何を答えれば正解なのか分からないからです。だから最初は、こちらが調べて知っていることを「はい・いいえ」で確認する質問から入ります。

そこから先は、返ってきた答えを掘っていくだけです。想定と違っていても、それは失敗ではありません。なぜ違うのかを聞けば、相手の実際の状況が見えてきます。いちばん短くて効く一言は「と言いますと?」です。

① 先回りしたクローズ質問からはい・いいえで答えられる、調べれば分かること② 返ってきた答えを、深掘りするいちばん短くて効くのは「と言いますと?」③ 短い質問で、長い答えを引き出す二重三重に重ねない。ひとつずつ聞く答えやすい質問から入り、返事を深掘りしていく
質問は思いつきで出さない。入り方と掘り方が決まっている。
STEP 05

質問フェーズ

13〜21番
13

想定した状況と課題を、断定せずに投げる

「こういう状況ですよね!」と当てにいくと、外れたときに強い「No」が返ってきて、そこで会話が止まります。語尾をやわらげて、相手が否定しやすい形で出します。

NG「御社はこういう状況ですよね!」

OK「こういう状況だったりしますよね?」「そうすると、こういう問題が起きたりすることもありますよね?」

14

想定と違ったら、どう違うかを聞く

「No」が返ってきたら、そこが会話の入口です。なぜ違うのかを聞けば、相手の実際の状況が見えてきます。いちばん短くて効く一言は、これです。

返しの例「と言いますと?」

15

最初は先回りしたクローズ質問から入る

いきなり「どんな課題がありますか」と聞かれても、相手は答えを組み立てられません。まずは「はい/いいえ」で答えられる、調べれば分かる質問から入ります。

質問の例「御社は〜、こういう製品がメインですよね?」「規模は300名くらいですよね?」

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短い質問で、長い答えを引き出す

質問を二重三重に重ねると、相手はどれに答えるか迷い、いちばん答えやすいところだけ返してきます。ひとつずつ、短く聞く。

NG「これは〜で?そうすると〇〇ですよね?」

OK「今は何名で回されてるんですか?」

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「静的質問」と「動的質問」でギャップを見せる

事前に調べて推測した現状を聞く質問(静的質問)を2つ、相手のビジョンや業界の動きから導いた理想・目標を聞く質問(動的質問)を1つ。この差が、相手にとっての「問題」です。

現状静的質問 × 2調べれば分かること「規模は300名くらいですよね?」理想・目標動的質問 × 1ビジョンから導くこと「今後は◯◯を目指されてますよね?」この差が、相手の「問題」だから「一度お話を伺いたい」が成立する
現状と理想の差を一緒に見つける。そこが相談のアポになる。

決めつけず、共感して、肯定形で聞く

質問フェーズで相手が黙ってしまう原因は、たいてい決めつけです。「御社は〇〇ができていないですよね」と言われて、正直に「はい、できていません」と答える人はいません。防御に入って、当たり障りのない返事しか返ってこなくなります。

だから「たとえば」「一般的に」を挟んで逃げ道を残し、大変そうなところには「大変ですよね」と返す。そのうえで問題を聞くときは「当然、対応されてますよね」と、できている前提で聞く。この聞き方をすると、「いや、実はまだで…」という本音のほうが出てきます。

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決めつけすぎない

「御社は〇〇ができていない」と決めつけると、相手は防御に入ります。「たとえば」「一般的に」を挟んで、相手が本音で答えられる余白を残します。

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相手に共感する

課題を言い当てにいく必要はありません。相手の状況を想像して、大変そうなところに「大変ですよね」と返す。それだけで、警戒心はほどけていきます。

言い方の例「●●をやってらっしゃるんであれば、大変ですよね」「なるほど、そういうこともあるんですね」

20

問題を聞くときは、肯定形で聞く

否定形で聞くと、相手は反論したくなります。「当然やっていますよね」という前提で聞くと、「いや、実はまだで…」と本当のことが出てきます。

NG「できてないですよね」「やってないですよね」

OK「当然、対応されてますよね」「どうやれているんですか?」

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小さいYesが積み上がったら、成功事例を話す

状況と課題の質問で「はい」が何回か重なってから、その課題に近い成功事例を出します。順番が逆だと、ただの自慢話になります。事例の後に「お手伝いできそうな可能性」を伝え、そこで「はい」が取れたら、アポを切りにいきます。

21番まで来れば、相手の口から「〜で困っている」という言葉が出ているはずです。あとは、その言葉を受けて時間をもらうだけです。

今日からできる、たった1つのこと

TODAY'S ACTION / 今日の1アクション

次の電話で、相手の答えに「と言いますと?」を1回だけ返してみる。

質問を用意するより、返ってきた答えを掘るほうが先です。「いや、うちはそうでもなくて」と言われたら、そこで引かずに「と言いますと?」と返す。たった6文字ですが、相手は自分の状況を説明しはじめます。まだ電話をかける仕事に就いていないなら、日常でも試せます。誰かが「まあ、ぼちぼちです」と言ったとき、そのまま流さずに「と言いますと?」。相手の話が急に具体的になる感覚を、一度体験しておいてください。

まとめ

質問フェーズでやることは、答えやすい質問から入り、答えを掘り、決めつけず、肯定形で聞く。課題を言い当てる必要はありません。相手の現状と理想の差を、一緒に見つけにいくだけです。

次はいよいよ、時間をもらう場面です。アポ設定(22〜27番)へ進んでください。