ブラウザとは?仕事で差がつく使い方

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ブラウザとは?仕事で差がつく使い方

ただ見るだけ、
で終わらせない。

WEB BROWSER

「ブラウザって、インターネットを見るやつでしょ?」で止まっていませんか。

使い方を少し知るだけで、調べもののスピードが大きく変わります。

この記事は、事務職・オフィスワークにこれから挑戦する方に向けた、ITリテラシー「代表的なソフトウェア」の入門編です。読み終わる頃には、ブラウザを「なんとなくネットを見る道具」から「仕事を速くする道具」に変える3つの機能——タブ・ブックマーク・検索——を、どのキーを押せばいいかまで含めて使えるようになります。社内研修の1回目としても、この1本で「ブラウザの基本」をひと通りカバーします。

先に結論から。ブラウザとは「インターネットのページを見るためのソフト」で、Chrome(クローム)やEdge(エッジ)が代表です。そして事務の仕事で差がつくのは、ページの「見方」ではなく、目的の情報にたどり着く速さ。その速さは自分がラクをするためだけのものではなく、電話の向こうで待っているお客様や、隣で答えを待っている仲間のためのものです。

ブラウザは「インターネットの街を走る車」

インターネットを1つの大きな街だとすると、ブラウザはその街を走るための車です。ChromeもEdgeもSafari(サファリ)も車種が違うだけで、行き先(ページのアドレス)を入れれば同じ場所に着きます。会社ではChrome、自宅ではEdgeという人も、乗り方はほとんど同じ。1台の運転を覚えれば、他の車にもすぐ乗れます。

ここで初心者がつまずきやすいのが、ブラウザと検索エンジンの区別です。GoogleやYahoo!は「検索エンジン」、つまり車に積まれたカーナビ。「Chromeを開いてGoogleで調べる」は、「車に乗ってカーナビに行き先を告げる」のと同じ関係です。この区別がつくと、道を知っている場所へはアドレスを直接入れて行き、知らない場所はナビ(検索)に探してもらう、という使い分けができるようになります。

「ブラウザ」と「検索エンジン」は別モノブラウザ=車Chrome・Edge・Safariページを表示する「本体」検索エンジン=カーナビGoogle・Yahoo!行き先を「探す」機能
ブラウザは「車」、検索エンジンは「カーナビ」。別モノだと分かると使い分けられます。

最初に覚える画面の場所は、3つだけ

ブラウザの画面で覚える場所は3つだけです。①画面の一番上に並ぶタブ(開いているページの見出し)、②その下の細長い入力欄アドレスバー(ページのアドレスも、検索の言葉も、どちらもここに打てます)、③アドレスバーの右端にある☆マーク(今見ているページを保存するボタン)。この3つの位置が分かれば、このあとの操作は全部つながります。

覚える場所は3つだけ開いているページもう1つのページアドレスも 検索の言葉も ここに打てる1タブ2アドレスバー(上の細長い欄)3☆マーク(保存ボタン)
①タブ ②アドレスバー ③☆マーク。まずこの3つの場所を画面で見つけてください。

タブ——「見ながら入力」ができるようになる

タブを使うと、1つの画面で複数のページを同時に開いておけます。キーボードのCtrl+Tで新しいタブが開き、Ctrl+Tabで隣のタブに切り替わります。間違って閉じてしまったらCtrl+Shift+Tで直前のタブが復活。まずはこの3つだけで十分です。

事務の現場で一番使う形は、「左のタブで料金表を開いたまま、右のタブの入力画面に打ち込む」という見ながら入力です。紙の資料を机の上に2枚並べて作業するのと同じことが、画面の中でできる——それがタブの正体です。

ブックマーク——毎朝の「探す時間」をなくす

ブックマークは、よく使うページを保存して、次からは1回のクリックで開けるようにする機能です。手順は3つ。①保存したいページを開く、②アドレスバー右端の☆マークを押す、③保存先を「ブックマークバー」にして「完了」を押す。Ctrl+Shift+Bを押すと、登録したページが画面上部のバーに常に表示されます。

ブックマーク登録は3ステップ1保存したいページを開く2アドレスバー右端の☆を押す3保存先を「ブックマークバー」にして完了
☆を押して保存先を選ぶだけ。10秒で1つ登録できます。

私たちCCの事務チームには、勤怠システム・共有カレンダー・業務マニュアルなど、毎朝必ず開くページが7つあります。入社したばかりの頃、これを毎回検索して開いていたスタッフは、朝の立ち上げに約5分かかっていました。ブックマークバーに登録してからは30秒。9時に電話が鳴り始めたとき、「もう画面がそろっている人」と「まだ探している人」の差は、そのままお客様を待たせる時間の差になります。

検索のコツ——文章ではなく「単語」で探す

検索は、話し言葉のまま打つより、単語をスペースで区切って並べる方が正確に見つかります。「Excelで印刷したらずれるんだけど直したい」ではなく「Excel 印刷 ずれる 直し方」。状況を表す単語を1つ足すたびに、結果が絞り込まれていきます。

もう1つのコツは、画面に出ているエラーの文をそのままコピーして貼り付けること。自分の言葉に言い換えるより、実際に表示された文言のほうが、同じ悩みを解決したページに早くたどり着けます。

その10秒は、電話の向こうの人のため

タブもブックマークも検索も、身につける目的は自分の作業効率だけではありません。お客様から電話で問い合わせを受けたとき、料金ページを出すのに30秒かかるか10秒で出せるかは、そのまま保留の長さです。受話器の向こうの「お待たせしました」を1秒でも短くする——画面の操作の先には、必ず待っている人がいます。私たちが研修でブラウザの使い方を最初に教えるのは、それが一番早く「相手のため」に効く技術だからです。

お待たせしません
調べる速さは、電話の向こうのお客様の待ち時間に直結します。

今日からできる、たった1つのこと

TODAY'S ACTION

毎日開くページを3つ選んで、ブックマークバーに登録する

仕事や学習で毎日開くページを3つ書き出してください。それぞれを開いて、アドレスバー右端の☆を押し、保存先を「ブックマークバー」にして保存します。最後にCtrl+Shift+Bを押してバーを表示すれば完了。明日の朝は、探さずに1クリックで仕事を始められます。

まとめ

ブラウザは街を走る車、検索エンジンはカーナビ。画面で覚える場所はタブ・アドレスバー・☆の3つ、差がつく機能はタブ・ブックマーク・検索の3つです。どれも数分で身につく操作ですが、その数分が、この先ずっと「相手を待たせない自分」を作ってくれます。まずは今日、ブックマーク3つの登録から始めましょう。