紹介営業のやり方|いちばん決まりやすい新規は、今の仕事から生まれる

紹介営業のやり方|いちばん決まりやすい新規は、今の仕事から生まれる
紹介は、
今の仕事の結果。
REFERRAL
「紹介をもらえたら楽なのに」で止まっていませんか。
いちばん決まりやすい新規のつくり方、10のポイント。
新規開拓のなかで、いちばん決まりやすいのは紹介です。すでに信頼のある人からの話なので、最初から警戒されません。それが分かっていても「紹介をもらえたら楽なのに」で止まってしまうのは、紹介をお願いの技術だと思っているからです。
紹介は、頼み方より前に決まっています。今やっている仕事が、人に言いたくなる仕事かどうか。この記事では、紹介が生まれる条件・頼み方・もらった後の10のポイントにまとめました。
先に結論から。紹介してくれる人は、自分の信用ごとあなたを貸してくれています。だから見られているのは、うまくいっているときより、うまくいかなかったときの動き方です。そこが信用できる人にしか、二度目は回ってきません。
紹介は、今の仕事の結果として出てくる
紹介が出ないとき、多くの人は「頼み方が下手だから」と考えます。でも実際は、まだ人に教えたいと思われる仕事になっていないだけです。言われたことを言われたとおりにやると、お客様は満足はします。ただ、それをわざわざ人に話したりはしません。
話題になるのは「そこまでやるのか」が1つあったときです。頼まれていない現場の写真を送る、聞かれる前に進捗を出す、相手が探していそうな情報を添える。どれも大したことではありませんが、この1つが紹介の材料になります。
紹介が生まれる条件
1〜4番紹介は「お願いの技術」ではなく「今の仕事の結果」
頼み方を工夫しても、仕事の中身が普通なら紹介は出ません。順番が逆です。人に教えたくなる仕事をしているかどうかが先で、お願いはそのあと。ここを取り違えると、頼むたびに気まずくなります。
期待を超える一手を、毎回1つだけ入れる
大きなことでなくてかまいません。頼まれていない現場の写真を1枚送る、聞かれる前に進捗を出す、相手が探していそうな情報を添える。「そこまでやるのか」が1つあると、誰かに聞かれたときにあなたの名前が出てきます。
一手の例「現場に寄ったので、様子の写真を送っておきます」「先週の件、社内で確認しておきました」
悪い報告こそ、改善案とセットで早く出す
紹介してくれる人は、自分の信用ごとあなたを貸してくれます。だから見られているのは、うまくいっているときよりうまくいかなかったときの動き方です。隠さず、早く、事実 → 原因 → 改善案の順で出す。ここで信用された人にだけ、紹介は回ってきます。
NG「こういう問題が起きました」で報告を終える
OK「こう起きて、原因はここで、こう直します」まで一度に出す
案件がないときも、接点を切らさない
紹介は「思い出してもらえる人」にしか回ってきません。用事があるときだけ連絡する人は、用事のない期間に忘れられます。業界の動き、他社がやっていた工夫、現場で見たこと。売り込みではない連絡を続けている人のところに、話は来ます。
「どなたかいませんか」では、誰も思い浮かばない
紹介をお願いするとき、いちばんやりがちなのが「どなたかいらっしゃいませんか?」です。悪気はないのですが、これを言われた側は誰の顔も思い出せません。範囲が広すぎて、記憶を探しようがないからです。
人は、条件があってはじめて顔を思い出します。「◯◯でお困りの方」「今、人が足りていない部署」——条件を1つ添えるだけで、相手の頭のなかに具体的な名前が浮かびます。そしてそのタイミングは、相手から「助かりました」という言葉が出た、その場です。
頼むタイミングと、頼み方
5〜8番「助かりました」が出た、その場で頼む
満足は時間とともに薄れます。感謝の言葉が出た瞬間が、いちばん頼みやすく、いちばん動いてもらいやすいタイミングです。「あらためて今度」と持ち越すと、そのときには熱が下がっています。
「どなたかいませんか」ではなく、条件を1つ添える
範囲が広いほど、相手は誰も思い出せません。逆に条件が1つあると、頭のなかに具体的な名前が浮かびます。業種でも、状況でも、部署でもかまいません。相手が探しやすい形にするのは、こちらの仕事です。
NG「どなたかご紹介いただけませんか?」
OK「◯◯でお困りの方が、周りにいらっしゃいませんか?」
紹介者にリスクを負わせない
紹介をためらう理由のほとんどは「勧めて外れたら、自分の顔が潰れる」です。だから先に逃げ道を用意します。「無理に勧めていただかなくて大丈夫です」「お名前だけ出していただければ、こちらから連絡します」。責任を相手に持たせないほど、名前は出やすくなります。
紹介先にとっての得を、先に言う
紹介者が動くのは、「相手にとっても良い話だ」と思えたときだけです。こちらが売りたい話をそのまま渡しても、相手は人に振れません。紹介先が何で得をするのかを、紹介者が一言で説明できる形にして渡します。
渡し方の例「もし人手で困っている部署があれば、まず現状を整理するところだけでもお手伝いできます、とお伝えください」
もらった後の一往復が、二度目をつくる
紹介をもらったあと、そのまま音沙汰がない——これが二度目をいちばん遠ざけます。紹介者からすれば、自分の信用を貸したのに、その後どうなったのか分からない状態です。決まったかどうかより、ちゃんと動いたことが伝わるかどうかが見られています。
そしてお礼は、菓子折りよりも紹介者自身の仕事が進む何かのほうが効きます。相手が探していた情報、別の人の紹介、現場で見た使えそうな話。ここまで一往復すると、紹介は一度きりで終わりません。
もらった後
9〜10番結果は、良くても悪くても必ず報告する
決まらなかったときほど、報告しづらくなります。でも、報告が返ってこない相手に二度目を出す人はいません。「お会いしてきました」「今回はご縁がありませんでしたが、こういう話が聞けました」——結果より、動いたことが伝わるかどうかです。
お礼は、紹介者の得になる形で返す
菓子折りより効くのは、紹介者自身の仕事が進む何かです。相手が探していた情報、別の人の紹介、現場で見た使えそうな話。紹介した側にも得があると分かれば、次の話も回してもらえます。一方通行のお願いは、一度で止まります。
ここまで来ると、紹介は「運よくもらえるもの」ではなく、今の仕事の積み上げで増やせるものに変わります。
今日からできる、たった1つのこと
今日の仕事に、頼まれていない一手を1つだけ足す。
紹介をお願いする前に、まず「人に言いたくなる仕事」にすることが先です。現場の写真を1枚送る。聞かれる前に進捗を出す。相手が探していそうな情報を添える。どれか1つでかまいません。「そこまでやるのか」が1つあると、次に誰かに聞かれたときにあなたの名前が出ます。まだ働いていないなら、アルバイトや部活でも試せます。言われたことの外側に、毎回1つだけ足してみてください。
まとめ
紹介は、満足 → 思い出してもらう → 条件を添えて頼む → 報告とお礼の順にしか生まれません。頼み方をうまくするより、目の前の仕事に「そこまでやるのか」を1つ足すほうが、結局は近道です。
私たちCCコミュニケーションズは、目の前の一件を丁寧にやり切ることで次の仕事をつくる——そんな働き方を、一緒に磨ける仲間を探しています。

